私も娘もカタカナが苦手

HSC/GIFTED

ちょっと余計なお世話と感じる方もいらっしゃると思いますが、という前置きをしておいて。このところ私の感じているギフテッド(大人)と一般人(私のような)が同じ場所で働くことの問題について書いてみます。私の働いているとある場所でのことです。

小さな職場で、オーナーとその他スタッフ数名の職場です。このオーナーがいわゆるギフテッドです。一般人ではこなせない量の仕事量を抱えてるにも関わらず、母親業もされています。前職は研究職です。私がこのオーナーと出会ったのは去年の秋。メールで働きたいですって連絡をいれて、面接でお会いしました。その時はまだ何も気づかなかったのですが、スタッフとの申し送りでトラブルが多いのです。スタッフからオーナーへのお願いや相談ごとがとにかく伝わらない。あと、文字数が多いとダメみたいで。さらに、オーナーからスタッフへの連絡も伝わらない。もう笑っちゃうレベルです。相手が傷つかないよう少しまわりくどい言い方をしたり、必要以上に理由を言っちゃう(言い訳にきこえてくる)とか、女子あるあるの会話はオーナーはダメです。そして、スタッフ側は、オーナーのはっきりした物言いに傷つきます。どちらにも悪気はありません。お店をよくしようとしている方向性は同じなのに、うまくやれずお互い疲弊。これ、この界隈(ギフテッド周辺)ではよく見かけるような気がしています。お互いの気持ちや関わり方がわかる人間が間に入る必要があって、さらにオーナー側のスピードについていける人じゃないとダメなんですよね。そういえば私が働いていた病院でも同じような光景はありました。周りがついてこれないと判断したスタッフは、もう一匹オオカミのポジションを貫いていたし、学会に出す論文をいつも1番乗りで出す人は「なぜ応募開始日に提出できないのかわからない」と言っていたし、「この会議やる意味あります?」と言ってうんざりしていた後輩も・・・。病院という特殊な職場だったこともあり、大人のギフテッドにはよく接しておりました。「学校?そんなの紙飛行機飛ばしてあそんでればいいんだよ」という人も・・・。それくらい振り切れちゃえばいいんですかね・・・。とまぁ、そんな世界で修行してきたこともあり、今のオーナーと私はうまくやれています。

と、なんか言いたいことがよくわからなくなってきましたが(これも私の特徴。スタートとゴールが一致しない。)、ギフテッドと一般人をうまく繋ぐことができる人間が必要だと思っています。これはギフテッドについて理解した一般人の方がいいかなと思います。

やっとここでタイトルの内容を。娘は小さい頃からカタカナが苦手で、「ツ」と「シ」がうまく書けなかったし、色んな読み間違いも多く、11才になってもいまだにひどいです。面白い読み間違いをしてくれるので、いつも笑いがとまりません。このことに劣等感なんてないし、ネタにできるくらいになっています。先日、大阪の「なかもず」駅の文字をみて、「もがくず」と言っていたのはツボりました。(もうカタカナじゃないし!)とこんななので、カタカナの覚えが親子ともども非常に悪い。なのに世間はやたらカタカナで表現することを粋とするのか、嫌になっちゃいます。だからフリースクールっていう言葉もあんまり好きじゃないです。寺子屋の方が100倍も好き!

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