害のないおばさん

今月からオープンしたフリースクールで子どもたちと一緒に過ごしています。オーバー40ですが、動きが機敏になってきました。走れるようにもなってきました。滑り台もすべってます。遊具のロッククライミングみたいなやつも登れるようになりました。腕の力で無理くりよじ登ってますが・・・。娘に「参加するな」とアイコンタクトされるときもあり、そのときはしょんぼりしています。

先日、IQ130に満たない場合でもギフテッドの可能性があるという記事を読んで、ほんとにそうだと感じています。お母さんからエピソードを聞いたり、その子自身と関わっていると、これはもうギフテッドでしょ!と思うことがあります。私は感覚で生きているタイプなので、根拠を示せとか言われても無理です。専門家でもなんでもないし、ただのおばさんだけど、教室ですごすのは辛いだろうなというのは会えばわかるようになりました。なんかもう、そういう子どもたちが可愛くて仕方がない!きっとこのまま、おせっかいおばあさんになるんだろうなぁと思っています。先日は、私とはなかなか話せるようにならなかったお子さんが、鼻歌をうたっていて、涙が出るくらい嬉しかったです。このおばさん、害はないかもしれんって思ってもらえることがすごく嬉しい。もちろん、私と相性が悪いお子さんももちろんいると思います。おばさんよりおねえさんの方がいい!っていううちの娘とか。

知的欲求が満たされるような関わりが必要と言われますし、その通りだと思っています。ぶっちゃけ、この子たちがワクワクするようなことを仕込み続けるのって大変です。子どものほうから「〇〇がやりたい」って言われたら、ラッキー!仕込まなくていい!と思う反面、準備がめっちゃ大変だったりします。お金で解決できればすごく楽なんですが(お金はないけど)、この薬品はどこまで安全なのか、そもそもどこに売ってるのか、ない場合の代用品は何か、なんでこの現象が起きるのか、などなど、調べることが山のようにあるんです。家で娘と試して、どういう風にすればやりやすいか、安全にできるか、でもチャレンジしたって思えるような作業もなくちゃダメとか、検証しています。けど、実際に現地でやるときは別のことが起きたり、子どもたちが新たな提案してきたり、そんなのわかんないよー!ってことも勃発します。そういうのが楽しいんですけどね。そのうち、危険物取扱の資格が必要かもしれません・・・。だいぶ前に、公認心理士とりたいって言いましたが、すみません、そんなのとってる暇がないです。爆発しないように化学の勉強に時間がとられてます。ただ、本当に、子どもたちと接していて、公認心理士の資格は私には必要ないと思うようになりました。そこまで手広くやるべきではない、というのが正しいでしょうか。看護師の範疇でフォローしきれない状態になりそうなときに、そちらに繋ぐほうがいいかなと思っています。子どもたちはすごく敏感なので、私に観察されていることをおそらく感じ取ると思います。なので、やっぱりちょっと公認心理士はとらないほうがいいなというのが今の気持ちです。看護師と言う肩書でも構えちゃう子もいるので・・・。

今日は何を書きたいのかよくわかりませんが、公認心理士をとるのはやめたということと、やっぱり知的欲求を満たすにも安心できる場所、安心できるおばさんであることが一番大事だなと思ったということが言いたかったのでした。

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