「中学校に行きたかった」

HSC/GIFTED

中学受験や高校受験の結果が届く時期で、もちろん娘の耳にもそれは入っています。よかったね!と嬉しくなる半面、ふたをしていた娘自身の問題がどうしても露呈してしまいます。

もともと、我が家は小5から(小4の2月)中学受験に向けて動きました。内部進学をやめて外部に出るという娘の強い意向があったので。ところが、いざ塾に通ってみると行けない。少人数のところでもダメ。中学の文化祭に行ってみても、なんか行きたいと感じない。今まで小学校でひらすら”我慢”してきた経験が、中学の時間割を見ると”我慢”を彷彿とさせてしまう。自分のやりたい学びと、学校側が学ばせたい学びと、大きくずれてズレているように感じました。自分の意思が強い子には、学校という枠は合わないのかもしれない。

とは言え、「やっぱり中学校に行きたかった」と昨晩は泣いて、その姿に私も苦しくなりました。私も中学校に行かせてやりたかったなーって。行かない選択をすることは全然OKなんですが、ここならまぁいっかなって妥協すらできない状況って。たぶん娘は学校そのものは好きだったんじゃないかなって思います。家で勉強するときも、授業みたいにしてほしいとかいうので、たぶん、通ってた私立小の授業はよかったんじゃないかなと思います。ペースが遅いとか、内容が簡単っていうのはあったと思うのですが、その比重よりも、感覚過敏で教室にいられないっていう方が大きかったんだと思います。私も娘にばれないようにこっそり泣きました。夫にも、しばらく中学の話題はNGかもってLINEで伝えました。(そしたら、その日は牛肉を買って帰ってきました( ´艸`) 夫なりの気配り)

どういう学校だったら行ってみたい?と聞くと、まぁそれは海外でもそんな学校ねーわってくらいの個別性重視のスタイルだったので、そこは二人で笑って「無理だね」って納得し、お金の許す範囲内でうまく外注を組み合わせて(習い事)、学校っぽくするのが今はベストだねとまとまりました。もし行きたい中学が見つかったら、編入試験というものがあると言うことは伝えておきました。娘の分離不安の程度は改善していっていますが、私がフルタイムに戻るのはまだ無理。なんとなく、あと1年くらいの予感。

数カ月はこうしてまわりの進学情報が入ってきてつらくなるだろうということを娘に伝え、つらい気持ちに蓋をして放置するのは危険だよということも伝えました。パンだって、ロッカーに押し込んだままにしてたら、気づいたらやばいでしょ?って。心もくさって異臭を放つと大変だよー。つらくなるのは当然のこととして受け止めて、吐き出して処理していこうねっていうところで、落ち着きました。

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