また1週間のスタートですね。今週は私の心療内科と、教育センターの心理士さんの面談と、2つ控えています。心療内科が娘の好きな体育の時間と重なってしまったため、娘にどうするか聞いてみました。すると「ママが学校に来ないなんてありえない!体育行かない!」とすごい剣幕で言われました。私の存在、体育に勝ったようです・・・。まだまだ付き添い登校が必要と言うことですね。
ふと、娘の九九のことを思い出したので書いてみます。
昔からありますよね、九九のテスト。私も小学校でやった記憶がなんとなくあります。私は全然覚えるのは苦じゃなくて、7の段は苦戦したかもしれませんが、普通にテストはクリアしていました。たぶん小2だったと思いますが、娘の学校でもありました。ただ、私立小だったこともあり、ソラで九九が言える子はそこそこいたような気がします。もちろん、うちは言えません。九九を暗記させることをそもそもしていませんでした。けれど、小1の頃には2桁×2桁は暗算でできていたので、掛け算の仕組みそのものは理解できていたんだと思います。けれど、学校で九九のテストがあるのでどうしようかということになり、とりあえず練習してみることに。毎日、お風呂の時間を九九練習にしました。「じゃあ3の段を言ってみよう!」とお題を出し、娘が「さんいちがさん、さんにがろく・・・」と言っていきます。まぁできるんです。特に問題なし。なので、それでテストに挑んでもらい、ちゃんと合格。そしてその後に発覚したのは、実は九九を暗記していたわけではないということ!!じゃあどうやって!?
「九九は覚える必要ないよ。そんなことしなくてもわかる。」と。理解できない母は「どうやってわかるの?」と聞くと、「そんなの暗算だよ。」「?」「だから、足してんの!」「!?」のやりとりの末、つまり、超高速で足し算していることが判明。確かに、間違ってない。9×8なら、9を8回足せばいい。うん、そもそもの掛け算の意味ってそうだよなと。そして、九九のテストのときは、「さんいちがさん、さんにがろく・・・」といいながら、9×9までひたすら超高速暗算で、あたかも暗記しているかのうように先生に言ってみせたのです。母、驚愕。たぶん、普通に足し算しているのではなく、かなり効率的な足し算が頭の中で行われているようです。
10才の今は、扱う数字がややこしくなっているので、娘の計算技術はかなり特殊(私から見ると)に見えます。説明されてもよくわからない・・・。が、計算機も使うようになりました。よって、計算能力はちょっと落ちたようにも思います。ただ、その計算の時間が短縮された分、思考に時間を割くようになってきました。計算機は普通の安物じゃなく関数電卓を使っていて、そうすると複雑な計算式にも対応できるようです。
と言うわけで、こういうタイプの子供もいますよーってことで。中学受験のことを考えると、計算機とは距離を置きたいと考えてしまうのですが、最低限の計算力は落とさず、うまく付き合っていこうと思っています。ちなみに、数学検定では二次試験は計算機持ち込みOKです。つまり、機械ができることは機械がすればいいってことなのかな?と思っています。