10才、クラウドファンディングに挑戦

小5

私が10才の時と、娘の10才と、世界が違いすぎて混乱します。クラウドファンディング、夫がポロっと口にした単語なんですが、そこから自分の研究のために資金調達し始めるなんて、考えもしませんでした。それくらいお金出してやれよっていうよそ様の声が聞こえてきそうで・・・。ただ、娘なりに考えて、親にこれ以上お金の負担はかけたくないっていうところからの行動なので、見守ろうと思います。ページを見てもらえればわかるのですが、書いてある通り、我が家は私がフルタイムだったので2馬力の収入がありました。なので、私立小にも通わせてやることができました。それが今は、母子分離不安のため休職を余儀なくされています。お給料ゼロです。フリースクール代は、夫に内緒で貯めたへそくりから出しています。本だけは好きなだけ買うと決めていたので、そこはなんとか約束を破らずにこれていますが、金額が大きくなってくるとやはり厳しいです。ピアノのコンクールや色んな検定にもお金がかかるので、メルカリで物を売ってそのお金を検定代にまわしたこともあります。

娘はそんな私の姿を見ているし、ついつい私も「ピアノのドレス代どうやって捻出しようかなぁ・・・」「公立に転校して助かった」などとつぶやいてしまっていたりするので(ひどい親だ)、我が家の家計に余裕がないことはよく理解しています。検定も「受けたいんだけど、お金ある?なかったら受けないからいいよ!」と子供にそんなことを言わせてしまうなんて・・・という気持ちになります。また、コロナで夫の仕事も大打撃を受けているので、口癖が「節約」になってしまっています。敏感に察する子なので、すごく心配していると思います。心配はしているけど、自分の研究の欲求も止まらない、みたいな状況のようです。なんか、私にはもうよくわからないけれど、娘も娘で心の整理をつけるのがきっと大変だと思います。

けれど、娘が自分にできることは何かを考え、それを(我が家にとってはちょっと恥ずかしいけど)行動にうつすことができる力はすごいと思うし、失敗してもいい経験になると思っています。あまりにも支援金が集まらなかったら、こっそり私がへそくりから支援してしまうかもしれませんが、見守ろうと思います。

CAMPFIREから公開のOKがでるまで、修正してくださいというメールが3回ほど来ていました。最初は修正箇所が多く、大変だったみたいです。自分で写真をとって加工して、文面も考えて、修正しましたっていうメールのやりとりもCAMPFIREの方とやって、その根性はなかなかのものだと思いました。娘のメールのやりとりは、スタッフの方に失礼がないか冷や冷やしました。親はこのクラウドファンディングとやらに全く詳しくないし、自分で調べてやるしかない状況で、よく公開までこぎつけたなぁと思います。お手すきのときにちらっとのぞいてやってください。

と、ここまでは美談ですが、早速娘から私に「ママ!宣伝をお願い!」と。どうやったらクラウドファンディングが成功するかを調べ、宣伝が大事という結論にいたったようです。私のほぼ稼働していないフェイスブックにあげて、最近始めたばかりのTwitterにもあげて、と私にできるのはこれが限界でした。あとは娘が自分のブログにあげたりしていました。私もこのクラウドファンディングがどんなものかわからないのですが、色々みなさんの企画を見ていると面白いですね。10代の若い方の挑戦も見かけます。ついつい応援したくなっちゃいます。

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