いつから取り組んでいたのかわからないのですが、年少のときの画像がでてきました。我が家では点描写と呼んでいますが、お手本通りに点をつなぐものです。確か、幼児教育の世界では重要とされているもので、お手本帳なんかがたくさん出版されています。中には、大人でもちょっと考えてしまうようなものもあります。きっとギフテッドのお子さんはこれ、大好きだと思うので紹介します。
娘の年少のときの点描写はこちら。
そこそこ難しいドリルだったと思います。点描写は、3×3の点のものからスタートしました。3×3は市販のものではこぐま会くらいしか思いつかないのですが、ネット上にもころがっていたりします。我が家は2×2は私が自作していました。第一段階は点と点を縦と横につなげることですが、最初の難関は斜めに点をつなげることです。これができるようになるのに時間がかかります。娘は点描写が好きで、小学生に入ってもやっていました。完全に卒業したのは小2くらいかもしれません。
この点描写、知能の発達に一役買っていたと思います。お受験でも出題されているので、エビデンスはあるのだと思います。娘を見て思ったのは、まず集中力がついたこと。2歳や3歳の子供が椅子にすわってじっと作業をするのはなかなか難しいことです。10分座っていられたらすごいと思います。次に図形への拒否感がないというか、女の子が苦手とする図形分野が得意分野になっています。空間認識能力も高まると思います。「前から見ると、上から見ると、横から見ると」のような物の見方が上手です。あとは模写力でしょうか。我が家は中学年あたりで力を発揮しだしました。絵の分野でも効果があるのかもしれません。
我が家が愛用した点描写の問題集です。ピグマリオンが出版しているものはすべてやりました。まずはネットで3×3をひろってきてやってみてください。できなければ、2×2を自作して練習してからでいいです。こぐま会とピグマリオンのレベルにはかなり差があります。ピグマリオンができなくても決して怒らないでください。
この他にも、天才シリーズなんかもあります。小学生になっても取り組むことをおすすめします。立体点描写は、空間図形の書く練習にもなるので、ぜひ。「点A,B,Cを通る面で切ったときの図形は何か」とか出題されても、なんとかなります。