不登校から1週間

学校に行けなくなった日、私が送迎したことがまずかったのか?としばらく悩みました。いつもは主人でしたから、甘えがでた???とか。けれど、遅かれ早かれ、不登校になっていたと思います。それにしても、不登校という言い方、好きになれません。

学校に行けなくなった当日、家族会議を開きました。主人からの提案で、とりあえず1週間休む。そして、その1週間は好きなことだけして過ごす。学校にもそのように連絡して、この1週間は「休みます」の連絡はしない、もし行くことになったら連絡します、ということで話をつけました。

この1週間、娘はほとんど外にでることはありませんでした。仕事は主人と有休をつかいながらどちらかが休み、そばにいるようにしました。主人と2人の日は、図書館にいってかたっぱしから本を借りてきては読みふける日々でした。手塚治虫のマンガとか、今まで読んでこなかったジャンルにも触れることができ、有意義な読書生活だったと思います。

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家中に本が散らばり、トイレのときもご飯のときも、ずっと本と一緒に生活していました。この1週間で図書館で借りてきた本は100冊くらいになっていました。図書館のカードですが、家族3人分作ってあるのでたくさん借りることができました。偉人の本も好きで、よく読んでいました。

この1週間の娘を見ていて、言葉数も少なく、ただごろんとして本を読みふける毎日。勉強もしない、ピアノもしない、一応食事はとるけど摂取量は少なかったと思います。けれど、好きなようにさせました。外出したくなさそうならそのままにして、一応カーテンはあけて陽の光をいれたり、風を通したりすることはありましたが、ぶっちゃけると陰気くさい生活だったように思います。ぐーたら大好きな主人とは馬が合ったようで、穏やかに過ごすことができました。幸いなことに、主人の職場の上司の方が、不登校のお子さんを抱えていた時期があるらしく、有給取得には理解があったようです。私のほうが穴をあけられない仕事をしていたこともあり、急いで人材確保をお願いしていました。こちらも幸いなことに、ベテランの方をいれる目途がたち、私がしばらく不在にしても大丈夫なような体制にできました。

1週間で何かがかわるのか?

そんな思いがずっとありました。この1週間の間に、私は臨床心理士さんと連絡をとり、まずは電話相談で対応してもらっていました。こうなる前まで、心理士さんは私への介入がメインだったからです。高IQ児でHSCである子供への育児の在り方を相談する、それがメインでしたから。

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