これはまだ娘がギフテッドだと気づく前の取り組みになります。2才から小学校に入る前です。。たまたま娘にフィットしたものだったので、参考になれば幸いです。
私の母は教育ママでした。ただ、勉強を無理やりさせられたことはなく、嫌な記憶は残っていません。上手に教育ママをしていたんだと思います。だから、私も必然的に教育ママになったんだと思います。娘が0歳のときから、早期教育をうたうような教材を調べに調べていました。IQが200になります!みたいなものにも出会いました。幼児教室に通うことも考えた時期もありますが、私が直接やりたかったので通っていません。小学校受験に関しては、幼児教室で模試や知能検査だけ利用させていただきました。わりといい結果を出していたので、幼児教室からは勧誘も受けましたし、どうやって家庭で取り組んでいるのか聞かれたりしていました。そのときは私のやり方がいいんだろうと天狗でしたが、娘がギフテッドだからですね。
具体的には、ピグマリオンという関西系の通信教材を使っていました。当時はまだ手作り感のある雑な教材で(失礼)、これにお金を払うのか?と思ったこともありました。問題や答えが間違っていることもありました。「2才児のさんすう」セットというものがあり、対象年齢は2~3才。その教材がスタートです。色々と入っていますが、すべて使ったわけではありません。娘が食いつかなかったものもあります。ピグマリオンの取り組みについては、ネットに色々と情報がころがっています。ブログに成長記録を残している方もたくさんいらっしゃるので、探してみてください。「2才児のさんすう」が終われば、「第一グレード」に進んでいきます。今は第四グレードまであるようです。我が家の取り組みのスピードをご紹介します。
- 「2才児のさんすう」→2才~
- 「第一グレード」→2才7か月~
- 「第二グレード」→3才3か月~
ピグマリオンが提示している学習スピードの半年先をいく感じで進んでいます。そしていったん、ピグマリオンの教室に通ってみることを決意します。東京にできたんですね、教室が。そして3か月通って辞めました(仕事の都合ということでお願いします)。そこから、通信教材のレールとちょっとずれていくことになります。家でピグマリオンは続けていきたかったので、教材を購入する場所がHPではなく、この教室からにかわりました。教材を半年分いっきにもらって、夏や冬などの季節講習に1日だけ参加するような形になりました。そこで、取り組み方が正しいか、娘の伸ばし方は問題ないかチェックしてもらうようにしていました。ピグマリオンはそもそも、こぐま会や伸芽会などお受験を意識した教材ではありません。テクニックは仕込まれません。手取足取り教えるようなこともしません。そのため、お受験を考えている方におすすめしていいのかどうか自信がありません。我が家は受験をすることになったので、市販の問題集で対応していました。これまたピグマリオンのものですが、市販の中では一番難しい部類にはいります。このシリーズは40冊ほどあります。コピーして使って、受験後はリサイクルショップ(当時はメル〇リを知らなかった)にすべて売りました。この問題集は3才から対象になっていますが、3才ではたちうちできません。ご注意ください。
ピグマリオンの宣伝みたいに聞こえてしまいそうで心配ですが・・・。ピグマリオンの教室は基本的にマンツーマンのところが多いです。その子の能力に合わせて進度を調整します。合う子がいれば一緒に授業を組むことがありますが、なかなか合わないのが現状です。それゆえに、ギフテッド児に向いていると言えます。また、ギフテッド児は教室に通わなくても自宅で学んでいける能力も持っています。一番の問題は母親です。自宅での取り組みで怒ってしまったり、威圧的になってしまったり、とにかく子供が楽しめる状況にもっていけないのであれば、自宅でやらない方がいいです。「教える」「教わる」の関係にはどうしても上下関係ができてしまいます。できればそれを回避していただきたいです。子供自身が”自分で学んでいるように錯覚する”ようなかかわり方をおすすめします。つまり、「ママは教えていないのに自分で理解したね!」と言える状況を作ることです。裏では子供が自分で気づけるような小細工(ヒントを出したり)をします。あとは、洗脳です。「(娘)ちゃんは算数が得意だね!」と口癖のように言っていました。自己肯定感、がっつり高まります。
通信と教室に通うのと、大きな違いは教材の量です。2倍どころの話ではありません。ものすっごいあります。我が家はそれを目当てに小1からピグマリオンに通うことを決意します。その話はまた今度・・・。先に言っておきます、お月謝にびっくりされないように。幼児教室に通った経験のある方からみると、「ふーん」な金額ですが。
おまけ:小学校受験のため、模試を受けた幼児教室の先生にピグマリオンをやっていると言っても、当時の先生方はみなさんご存知ありませんでした。それだけマイナーな教材だったのでしょう。