3、4才のころの遊び

モンテッソーリの真似事をしたのですが、毛糸用の針を使っての刺繍です。厚紙に絵を書いて、適当な間隔で穴をあけました。刺繍糸のかわりに毛糸です。いくつか作りました。簡単にできるし、飽きたらポイでOK。針の先は丸くはなっていますが、目をついたりすると危険なので、そばで見守っていました。画用紙でもできますが、ちょっとふにゃふにゃして、毛糸を通しにくいと思います。

embroidery

こういう手先を使う遊びは好んでやっていました。あと、パズルも好きでした。ただ、ジグソーパズルではなく、自分で形を作っていくようなタイプです。マグネットになっている、プレート同士がくっつくタイプのおもちゃが好きで、それでサイコロをよく作ったのを覚えています。あれがあったから、展開図に強くなったのかわかりませんが、あのおもちゃは一役買っていたと思います。だって、2箱も買っちゃいましたから。記事の下にリンクを貼っておくので、気になる方はのぞいてみてください。積み木とコラボしたり、シルバニアファミリーとコラボしたり、なんだか活躍の場は広かったです。磁石の力はそこまで強くないので、指をはさんで痛い思いをしたりなど危険はありません。主人が結構立派な立体作品を作ってくれて、娘は尊敬の眼差しでした。上がピタゴラスプレートで、下のものはパターンブロックというものです。下のパズルは六角形の分解を経験できるので、ピタグラスプレートとはまたちょっと違った遊び方になります。おままごとの材料になってたりもしました。公文のタングラムもよく遊びました。こういう図形遊びが好きなのももしまするとギフテッドあるあるなのでしょうか。想像力なんかが刺激されるのでしょうか。

magnetplate
patternplate

ただ、こういう室内遊びをするためには、外でたくさん体を動かしてパワーを発散してからでないと難しかったです。ギフテッド児は相当なパワーをもっています。それをきちんと発散しないと夜寝てくれません。夜寝てくれないと、仕事を持っていた私はやっていけません。そのため、保育園から自宅へは基本的に歩いて帰るようにしていました。自転車で10分の距離でしたが、娘の好奇心に付き合って帰ると2時間近くかかっていました。おまけに、帰る道順は必ずきまっていました。ルートをはずれると、もう一度保育園に戻ってやり直しです。こだわりの強さがそういうところで発揮されていました。また、作品作りにもこだわりがあり、思い通りにいかないときの癇癪は手がつけられませんでした・・・。なだめたり、気を別の方向にそらそうとしましたが効果なし。なので、そういう時はそーっとしておくに限ります。これは10才になった今もです。

8才のときの知能検査では、処理速度が一番低く、癇癪の原因はそこだと思います。自分が思い描く物は年齢より相当上のレベルのもの。ですが、自分の手先の能力はまだ年齢相当なんですよね。そこで「なんでできないのよ!」となるわけです。そらできないよーとこっちは思うんですけどね。そこに完ぺき主義が加わるので、本人のストレスは大きいのでしょう。この課題はこれら先もずっとだと思うので、気持ちのもっていきようなど娘と一緒に考えていきたいと思っています。ただ、ギフテッド児が突出した何かを作り出すときのパワーの源でもあるので、この特徴をどうにかするというのは違うのかなとも思ったり。日々、試行錯誤です。

  

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