英語の習得、目指せ日本脱出①

ちょっと長くなるのでシリーズ化します。我が家の英語教育に関してです。

ギフテッド教育を受けるには海外しかない、とネットによく書かれています。我が家がお世話になっているジョンズホプキンス大学もアメリカです。そんな情報から、娘の日本脱出計画を考えるようになりました。アメリカに行けばいいのか、カナダに行けばいいのか、全然わかりませんが、遅くても大学を選ぶときに海外の大学を選択肢にいれられるようにしておこうと思いました。

我が家の基本方針は、まずは日本語をきっちり習得する、そして語彙力がついたところで英語をスタートさせる、というものでした。なので、本格的に英語を学ぶようになったのは、小学生になってからでした。それまでは、耳を育てておこうとかけ流しのようなものはいくつか経験させましたが、効果があったかどうかは謎のままです。それなりに投資をしました。

私自身、英語は受験英語しかできないので、しゃべれもしないし、どのように英語を学ばせていけばいいのかわかりませんでした。なので、英語だけは外注すると決めていました。初めて本格的に外注したのは、オンライン英会話。習い事が多すぎて、どこかに通うという形がとれない状況だったので、隙間時間を使ってやることにしました。確か、小1か小2くらいだったと思います。オンライン英会話もとてもたくさん会社があり、どれを選んでいいかわかりませんでした。安いところはやめておこうと思い、そこそこお値段がするところにしました。1コマ25分で、好きな先生を予約する形でしたが、人気のある先生は全然予約がとれない!!娘がわりとなついたのが、フィリピン在住のカリフォルニア出身の方。どうやら教育現場の経験があるらしく、子供の扱いが上手でした。朝早い予約枠があり、早起きの我が家は朝の6時に英会話をやっていました。それでも月に4~8回ほどで、目覚ましい成長・・・はよくわからず。その先生の予約がとれないときは、色んな先生をおためししました。そこは先生の採用も厳しいところだったので、はずれの先生に当たることはありませんでしたし、色んな先生のキャリアを会話の中で知ることもあり、おもしろかったです。今はオランダにいるけど、その前はシンガポールにいたとか、大きな一軒家に広い庭&2匹の犬とか、日本の小さな世界しか知らない私たちには、英語以外に学ぶものもありました。月額、15000~20000円弱かかっていました。

1年ちょっとでオンライン英会話を辞めます。習い事が多すぎて、生活に時間的余裕も金銭的余裕もなくなってしまったからです。しかしその後、オンライン英会話で培った力を知ることになりました。初めて見る単語が読めるようになっていたんです。今でこそよく聞きますが、フォニックスを教えてくださっていたんです。思い返せば、オンライン英会話の先生、みんなフォニックスを教えてくださっていました。そのようにカリキュラムがあるんだと思います。

娘が小3のとき、私には通わせたい英語塾がありました。授業料は高かったのですが、入塾倍率もすごくて、一時期は20倍ほどありました。その塾が、少し値段をおさえた教室を作り始め、我が家から通える場所にもオープンしました。娘に話すと、好奇心の強い娘はすぐに乗ってきました。そして、説明会を予約し、主人に行ってもらいました。もともとは、私より主人の方が英語を娘にやらせたかったんです。

主人は「ここならいいと思うよ。」と帰宅しました。一番のネックは月謝でした。我が家は私は教育熱心ですが、主人は無関心なんです。英語だけは力をいれないと、と思ってはいたようですが、それ以外に関しては、塾にいく必要もなければ中学受験なんて!!というタイプです。幼稚園受験も小学校受験もしていますが、主人は面接の練習もせず、いつもぶっつけ本番でした。その勇気ある行動はたたえたいところです。そんな主人が、ここなら月謝を出してもいいと思ったんです。私の第一関門はそこでした。基本的に、教育にかかる費用は私が出すから、口出しをしないでほしいと伝えていました。私も変わりも者ですよね。なので、幼稚園も小学校も私と娘で決めましたし、他の習い事もすべて私が勝手に見つけてきてスタートし、費用はすべて負担していました。もちろん学費もです。(フルタイムの医療関係なのでできたことです。今は休職しているので破綻しそうですが。)けれど、さすがに英語塾の費用までは捻出できないでいました。そこで、主人が行かせたいと思えばお金を出すのでは・・・と考えたんです。作戦は成功します。が、第二の関門は入塾倍率でした。本家の20倍には及びませんが、うちが入塾希望を伝えたときは倍率が4倍と言われました。20倍に比べればへでもないですが、落ちる人数の方が多いわけです。面接で決まるとのことでしたが、何を基準に選考しているかもわかりませんし、対策のたてようもありませんでした。が、この面接、どえらいことになります。

つづく・・・

  

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