夫がウーバーイーツの配達をやってみたいと言っており、そこに娘も目をキラキラさせながら「私も！！」と。というわけで、運動にもなるし、なんだか冒険みたいで楽しそうと家族ウーバーをスタートしました。社会科見学です。
当日、都内は34度。我々３人で動くには自転車しか手段はありません。さらに、我が家には大人用の自転車は1台のみ。ということで、街中をよく走っている赤チャリを借りることにしました。もちろん、私が赤チャリ担当です。なぜなら、電動自転車だからー！！私は３人分の水筒を自転車に積んで後ろからくっついていきました。
アプリを起動すること1、2分。すぐに配達依頼が来ました。なんと最寄り駅のお店。自転車を走らせて5分でお店に到着しました。商品を受け取って、次はいよいよお届け先に向かいます。娘は夫とともにアプリを見ながらウキウキ。が、心臓破りの坂道で足ががくがくに。それでもなんとか配達先にたどり着き、私は外で待機し、２人でお届けにあがりました。とても優しい方だったようです。
帰宅後、なんとその方からチップをいただいていたことが発覚しました。調べてみると、なかなかチップはもらえるものじゃないらしく、娘と一緒に行ったからかなぁと。なので、今後チップをいただいたら、それは娘の取り分ということになりました。これできっと営業スマイルの技を磨いていくことでしょう。明日は少し時間を変更してやってみるようです。私はここでリタイアを宣言いたします。
今日の経験を通して思ったのは、これから働き方が大きく変わるんだろうなということ。１つの会社で長く働くというスタイルが崩れてきていますが、私の業界ではまだですし、副業も認められていない会社なので、すごく枠というものにとらわれて生きているような気持になりました。自分の好きな時間に働くことができ、必要な分だけお金を稼ぐ。働く場所も限定されない。生きることに自由度が生まれる感覚。なんだか刺激的でした。あと、ウーバー側のやり方もうまいなと思いました。配達そのものがゲームっぽいのです。依頼を受けてからじゃないとお店がわからないドキドキ感、お店に行って商品を受け取らないと配達先がわからないドキドキ感、これからどこに行くんだろう、次はどこに行くんだろうっていうのが冒険RPGみたいで。そういうのが好きな夫と娘には合っているんだと思います。あと、娘は人と会うことが好きで、物怖じもしません。色んな世界を見てほしいなと思います。といいながらも、ついつい「それはまだちょっと・・・」とか言っちゃう自分もいて。娘の伸びしろを私が潰してるところもあります。子供だからとか、まだ難しいからとか、ついつい大人目線で決めつけてしまうのをなんとかしなくちゃいけません。とりあえずなんでもやってみるスタイルで頑張りたいです。