9月は我が家にとって人生が180度かわってしまった月です。私はキャリアアップのために部署を移動した年で、仕事を楽しくやってました。そんなときに娘が突如として学校に行けなくなりました。
【過去記事こちら】
・不登校、その日は突然に
・不登校、当日の様子
・不登校のきっかけ
・不登校、学校とのやりとり
一部の記事だけリンクを貼っておきます。一番最後の記事は、今読んでもちょっとつらくなりました。けれど、娘にはあまり暗い思い出にはなっていないようで、大好きな学校だったみたいです。
と、そんなところから2年がたち、我が家の変化をご報告します。不登校にしては結構アクティブな方だと思います。けれど、昼間のアクティブに反して、夜になると不安に襲われる娘のメンタルをささえるのはしんどかったです。何度も発狂しそうになりました。発狂した日もあったと思います。そして今、なんと、一人でお風呂に入れるようになったのです!!これは快挙です!!さらに、電気がついていれば、ママが別室にいても一人で過ごせるようにもなりました。娘も、(不安で)行きたくないのにママのところに行かなくちゃいけなかったのが、それがなくなったからすごく楽になった!と教えてくれました。娘もしんどかったんだなぁと、この報告を聞いて初めて知りました。
今も、電車を降りるときに必要以上に忘れ物をしていないか不安になったり、本屋さんで本に触ってよかったのか不安になったり、こちらが「は?」と思うような場面で不安が出てくることは多いです。習い事も不安で急に行けなくなったりもします。けれど、明らかに不安の大きさは小さくなっています。3歩進んで2歩下がって、また下がってしまうこともありますが、5歩進むこともあります。そんな感じで、2年かけてお風呂に一人で入れるように。ゆっくりですが、ちゃんと前に進んでいます。母子分離不安が本当に改善するのか、2年前は未来が全く見えない状況でしたが、ちゃんと回復するんですね・・・。けど、やっぱり手ごわいです。
今年で12歳。反抗期に入っているお子さんもいます。我が家はまったくそんな気配はありません。夜になると甘えたが発動し、ママにべたべたです。「ママ、こっち向いて。」「ママ、もっとこっち来て。」「ママ、手つないで。」のオンパレードです。娘と、「反抗期はいつくるんだろうねぇ」と話しています。反抗期ってどんな風になるの?と聞かれたので、「このくそばばぁ、生んでくれって言った覚えはない!」って言いたくなるよって言ってみました。それを言ったらどう返すの?と聞かれたので、「こっちだって生んだ覚えはない!大和川で拾ったんや!」って言う、とお伝えしておきました。(これは大阪でよくある返しです。気分を悪くされたらごめんなさい。)そんなこんなで、反抗期が来るのをちょっと楽しみにしている親子です。